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第22話 ミホ危機一髪!血まみれの決闘
放送日時 1987年3月16日
監督 帶盛迪彦
脚本 日暮裕一
準レギュ 藤岡重慶、中島はるみ、安岡力也、南原宏治、奈美悦子
ゲスト 銀粉蝶/加寿子の秘書、武藤大助/毒島
予告 反逆同盟の正体を暴こうと、本腰を入れてきた学園側に対し、2年A組の生徒たちが、一致団結して立ち上がった。しかし、強力な加寿子の力に屈した生徒たちは争い始める。これ以上正体を隠し切れない反逆同盟のユミたちはみなの前に遂に正体を現した。次回、「セーラー服反逆同盟」、お楽しみに!
備考 タイトルの!は正確には45度に傾いて表記されたもの。
評価    シナリオ ★★★ 2-Aの生徒たちの行動はいささかというか、だいぶ不自然である。
演出 ★★★★ 最後に三人が名乗り出るシーンは印象的だ。ユミのタンカも素晴らしい。
映像 ★★★★  2-A全体が舞台になったり、目新しいシーンが多かったり、全般に新鮮である。
キャスト ★★★  竹中直人が抜け、ややパワーダウン。
アクション ★★★★ 遂に佐伯との決戦だが、盛り上がりに欠ける。最後の銃撃はサプライズ。
総合 ★★★★ 突っ込みどころも多いけれど、初期のパワーが復活した感じだ。
アバンタイトル Aパート Bパート 戦闘シーン エンディング 予告編+まとめ
 
 遂に最終エピソードに突入である。22-23話は、1-2話と同様、2話でひとつのエピソードとして構成されている。

 しかし、物語もそろそろ終わりだというのに、中山美穂に気兼ねしたこのサブタイトルはどうかと思う。だって、「危機一発」なのは処刑されそうになるユミたちであって、ミホではないからだ。
 また、予告も、ストーリーをほぼ語りつくし、しかも最後のルリとケイが銃で撃たれるカットまで流してしまっているのは感心しない。最初見たとき、ルリとケイが死ぬんじゃないかとヒヤッとしたものだ。

 さて、のっけから愉快な髪型の奈美悦子が登場。場所は応接室である。
  
 加寿子「セーラー服反逆同盟?」
 真下「はい、四人組の小娘です」
 女帝の前で神妙な面持ちの幹部たち。竹中直人は前回で「死亡」したが、考えたら、竹中直人、幹部の中では一人だけ、奈美悦子と劇中で一度も顔を合わさないんだよね。
 加寿子「何者なの?」
 真下「当学園の生徒らしい、と言うだけで……」
 校長「その者たちのお陰で、計画の方にも支障が……」

 しかし、分からないと言っても「小娘四人」と言う具体的な構成は分かってるんだよね。前回の時点では生徒と言うだけでさっぱり把握していなかったようだが、これは前回やられた九条か、その部下から得た情報かもしれない。

 加寿子「B計画の遂行は理事長の絶対命令よ、いまさら泣き言はゆるされないわ」
 既に理事長から実権を奪っているくせに、理事長の威を借る加寿子。ま、法律的にはまだ山縣(南原宏治)が決定権を持ってるんだろうけどね。
 立ち上がって、
 加寿子「いいこと、あなたたちのかわりはいくらでもいるわ。自信がないと言うのなら、いますぐ出て行きなさい」

 ひえーっ、こんなのが上司だったらヤだなぁ。
 なお、後ろの女性は22話及び23話ゲストの秘書役、演じるのは個性派女優の銀粉蝶さん。さすがに若い。
    
 普段は威張っているが、所詮雇われ校長の馬場、一瞬キョトンとして、「うっうう!」と慌てて顔を横に振る。
  
 加寿子「佐伯」
 佐伯「はいっ!」
 加寿子「小娘どもの処分はあなたに任せるわ」
 佐伯「光栄です!」
 加寿子「どんな手を使っても良いわ、遠慮せずにやりなさい」

 重大な任務を白紙委任され、
 佐伯「はいっ」
 佐伯のテンションもマックスに達する。

 もともと、美女と権力に弱い佐伯なので、その二つを併せ持つ加寿子には絶対的な忠誠を誓う。

  
 その反逆同盟のリーダーたるユミとミホは、その頃、学校の敷地内を歩きながら話していた。

 ミホ「例の、B計画、着々と準備が進んでるらしいわ」
 ユミ「でも、お父様は?」
 この問い掛けは、ミホの父親は体調を崩していることをユミが知っているからだろう。
 ミホ「父に代わって、義母(はは)が計画を推進してるの」
 ユミ「お義母さまが?」
 そのお義母さまが、まさか自分の実母だとは露知らないユミだった。
  
 ミホ「恐ろしい女よ、権力やお金に執着する心は父以上。父が再婚した相手だった……それだけの人よ、あたしにとって」
 それがユミの実母だと知らず、好き放題言ってるミホだが、その視線の先に、
 来客用の玄関から、出てくる加寿子の姿が。ぺこぺこと校長と真下が見送りに出ている。
 ミホの声「あの人が、あたしの義母……」
 遠目ながら、それが捜し求めていた母親そっくりなので愕然とするユミ。
 ユミが持っている加寿子の写真からすると、ユミの幼い頃とほとんど変わってない(当たり前だけど)ので、この距離で気付いても不思議はない。

 ミホ「学園正常化のためには、父ともども、倒さなければならない相手よ」
 二人の見送りを受けて、走り出す車。
 ユミの心の声「まさか……」
  
 ミホ「どうしたの?」
 ユミ「ううん」
 そう答えるしかないユミ。

  
 次のシーンでは、既にユミは自分の部屋に戻り、机の抽斗を開けて母親の写真を取り出している。
 2話で、ルリに見られて以来、その中にしまうようにしていたのだろう。
  
 ユミ「似てたけど、そんなことって……」

 思わぬ展開に、動揺を隠せないユミ。しかし、どう見ても夜なんだが、昼に加寿子を見かけて、なんで夜まで待ったのだろう?
 まあ、既に何回も写真を見直したあとなのかもしれないが。
  
 ここで、久しぶりに幼い頃のユミが、母親に殺されそうになる回想シーンが出てくる。

 再びユミの様子を映して、OPへ。



アバンタイトル Aパート Bパート 戦闘シーン エンディング 予告編+まとめ
 
 さて、こういうお触れ書きを出して、情報を募るという、アグレシッブな挙に出た学園サイド。
 葉山「何だ、特別待遇ってのはよー」
 アツシ「テストの点数でも水増しするってんじゃねえのかぁ」
 タケシ「安く見んなってんだ、そんなことぐらいで俺らが尻尾を振ると思ったら、大間違いなんだよ」

 タケシが得意げに放言していると、後ろからシュルッとムチがのびてきて首に巻きつく。
 タケシ「うあっあっ」
 佐伯「振らねえなら、振らせるまでだぁ!」
 そのまま、佐伯に投げ飛ばされるタケシ。
 タケシ「おわっ」
 JACならではの身体能力を活かしたシーンです。
 地面に倒れたタケシの後方には、変なラインの入った制服を着た生徒たちが並んでいる。
 佐伯「毒島!」

 毒島「はっ! 今日から、佐伯先生指揮の、我々学園改革委員会が法律だ!」

 なんて言ってるのか聞き取りにくいんですけど……。
 とりあえずタケシを蹴り飛ばす毒島。演じるのは武藤大助さん。「スクール☆ウォーズ」にも出てました。
 毒島「逆らうものは、容赦なく処分する」
 この左の人、前回、九条の手下でも出てたよね。
  
 毒島の声「あわせて、反逆同盟狩りを実施する……心当たりのものは訴え出ることだ」
 ちょっと久しぶりにはっきりと顔の映るクラスメイトたち。
 彼らの脅しに怯んでいるというより、ただ単に寒さに震えているように見えるんだけどね。風が強い。
 撮影は多分、1月だろうから、寒いのも納得ではある。しかも、全員制服着てるだけだもんね。
 毒島の声「手遅れにならないうちにな」
 最後は、当の反逆同盟の皆さん、及び、妙に凛々しい顔の森口君。
 考えたら、森口君、途中で正式に反逆同盟に加わっても良かったんじゃないかと思う。あるいは前回の最後に、仲間になっていてもね。
 ケイ「いよいよ本腰入れて潰しにかかってきたわね、私たちを」
 雄太「えらいことになったなぁ」
 小声でささやきあうユミたちだが、いくら小声でも教室内でそう言う会話はまずいのでは?
 と、いきなりさっきの変型制服軍団がやってきて、
 毒島「岡本アキコ、田辺ワタル!」
  
 アキコ「はい……」
 ワタル「はい」
 と、最終回間近になって、やっとフルネームで呼ばれる二人。それぞれ芸名を模した役名になっている(岡谷章子、渡辺航)。

 毒島「前へ出ろ!」
 しかし、毒島さん、威厳がないのか、二人は立ったまま動かない。で、部下たちが無理矢理二人を廊下へ連れ出してしまう。
 
  毒島「反省房で取調べだ……反逆同盟の正体が割れるまで、今日からお前ら全員、交代で尋問する!」
 生徒たち「ええーっ」
 毒島は、床をドンと踏みつけて、出て行く。
 なお、最初にアキコとワタルが指名されたのは、二人が学級委員だからである。アキコは頭が良さそうで、号令とかかけてるからまだそれらしいんだけど、ワタルがなんで選ばれているのか、謎である。1話ではワタルではなく岩田光央(役名不明)が学級委員ぽかったけどね。
 雄太「なんてこったよ……」
 ユミも、学園の予想外の強硬姿勢にやや戸惑い気味であった。

 ワタルたちだけでなく、他のクラスのクラス委員たちも反省房に集められる。
  
 佐伯「貴様らあ、生徒会副会長、○○と言うセクションにありながら、反逆同盟などと言うヤカラの存在を報告しなかった……その罪は重い」
 また、例によって力也の発音は聞き取りにくく、レビュアー泣かせである。まあ、大体ニュアンスは分かる。二人は、クラス委員と言うより、生徒会の役員だったのだろうか。その辺の組織の形態が全く示されないので困る。考えたら、普通の学園ドラマなら必須の生徒会長と言う人も出て来ないんだよね。

 しかし、「反逆同盟の存在」って言っても、それこそ噂に過ぎないからなぁ。それに17話で大々的にテレビで反逆同盟についてとりあげているんだから、報告もへったくれもないと思うのだが。
 佐伯「出ろ……出ろ!」
 二人「はいっ……」
 顔を強張らせながら、反省房から廊下へ出る二人。怯えているアキコがちょっと可愛い。
 佐伯「覚悟はできてるなぁ?」
 凄む力也。
  
 アップで固まる二人。やっぱり章子さんは美人ですね。もっと出番が多くても良かったな、と。
 不気味に笑う佐伯の笑顔だけで、実際の制裁シーンを見せないのがシナリオの工夫。
 しかし、次のシーンではアキコたちは何事もなかったように教室に戻っていて、B計画についてのファイルをクラスメイトに見せている。
 タケシ「B計画だぁ?」
 山口「なんだそりゃ」

 ワタル「学園の管理体制を強化して、俺たちを奴隷化する計画さ」
 アキコ「あたしたち、逃げ出すときに、偶然これを手に入れたの」
 説得力のない説明をするアキコ。
 アキ「どういうことだよ?」
 アキコ「学園全体を反省房にする気なのよ!」
 生徒たち「えーーーっ」
 しかし、これだけ彼ら脇役に台詞が与えられるのは初めてのことで、なんとなく嬉しい。

  
  
 ワタルの声「つまり、全寮制にして、四六時ちゅう監視されながら、徹底的に教育されるんだ、学園に都合が良いように!」
 ワタルの漠然とした説明にあわせて、反逆同盟メンバーの表情が映し出される。
 もっとも、ルリの驚きは、B計画の内容と言うより、今までつかめなかった極秘データがいともあっさり分かったことへの反応だろう。
 他の三人は、「要するに全寮制にするだけじゃないの?」と、意外と落ち着いている。

 この辺、もうちょっと具体的な改革の様子が示されないと、迫力に欠けるし、その後の彼らの行動もやや唐突なものに映ってしまう。
  
 アキコ「卒業する頃には、人格も人間性も失って、ロボットになっちゃうわ!」
 懸命に訴えるアキコだが、それ、横の森口君が、3話でビラにして撒いてましたよ。みんな忘れてるみたいだけど。
 タケシ「ちくしょう、ふざけんじゃねよ!」
 拳で思い切り机を叩いて、怒りをあらわにするタケシ。
 葉山「そんなことさしてたまるかよなぁ」
 チエミ「やだよー、そんなのー」
 マミ「どうすればいいの?」

 不安がる生徒たちに対し、ワタルは明快に、「戦うんだよ、戦って自由を勝ち取るんだよ」と、勢いだけで言ってるとしか思えない台詞を吐く。

 ワタルの言葉に、
 「そんなことできるわけねえよ!」と真っ先に反対するのが、森口君と言うのも面白い。
 まあ、実際に彼は何度か学園に楯突いて痛い目に遭っているので、逆にそう言う慎重論を述べたのかもしれない。

 ワタル「だったらこのまま黙って家畜化されるつもりか?」
 アキコ「そうよ、どっちに転んだっておんなじことじゃない! だったら、ね?」
 クラス委員(?)のふたりは、不自然なほど熱心に決起を促す。
 岡谷章子さんは、今は岡寛恵名義で声優として活躍されているが、それを踏まえて聞くと、やはり美声の持ち主である。
 などということを話していると、いきなり戸が開き、
 毒島「余計なことふきこみやがって! B計画について知ったとあっちゃあ、ほっとくわけにはいかんな、貴様らも」

 どうでも良いけど、この人、高校生なの? その辺も一切説明がないので想像するしかない。まあ、前回出てきた人達のように、こういうことのために外部から雇われた暇人若者なんだろうけどね。

 しかし、全寮制にするってこと、そんなに秘密にしなきゃいけないことかよ。
  
 2-Aの主要メンバーの険しい表情が映し出される。
 伸縮式のスティック状の武器をもてあそびながら、生徒たちを睨む毒島。

 と、いきなりワタルが、「この野郎ーっ」と叫びながら体当たりを食らわし、
  
 毒島を廊下へ押し出して、扉を閉めてしまう。
 ワタル「みんな、バリケードを作るんだ」
 ワタルの言葉に何の疑いも持たず、従うひとたち。冷静に考えれば、立てこもったってしょうがないだろうということになるのだが、最初見ていたときは、こういう展開はjj全く予想していなかったので、新鮮だった。特に、今まで単なるボンクラでしかなかった2-Aのその他大勢に、こういう形で団結力が生まれるのを見るのは、一種の感動であった。
  
 雄太「やったろうじゃんか!」
 彼ら以上にその気になってしまう雄太。ある意味、とても雄太らしい反応だ。

 ルリ「雄太ーっ」
 雄太「やるっきゃねえだろ」
 やや、呆然としているケイの表情が可愛い。

 もっとも、すぐケイも「わたしたちも!」と一緒になって椅子を運ぼうとしたりするのだった。

 まあ、これは、明確な反抗心と言うより、クラス全体で騒ぎ立てることを、面白いと感じているだけのような発作的な行動であろう。
  
 教室から締め出されて騒ぐ毒島たち。奥から、佐伯がのしのしとやってくる。何か怒鳴っているのだが、何言ってるのかさっぱり分からない。
 佐伯「どうした!」
 毒島「奴らが立てこもりました」
  
 しかし、佐伯は何故か毒島と顔を見合わせて不気味に笑う。
 それを後方から見ているミホ。

 ここでは「Violent collision」と言うあまり使われないBGMが流れる。

 一方、教室内では、バリケードが完成し、すべての机、椅子は端に積み上げられていた。
 申し合わせたように、床にじかに円陣を組むように座る生徒たち。一匹狼タケシが左隅に離れているのがいかにも彼らしい。
 山口「連中、目ん玉、まあるくしてやがったぜ」
 アキ「あたしらだって、やりゃできんじゃん、ねー」
 マリ「こうなったら、とことんやったろうじゃないの!」
 気勢を上げるマリの言葉に全員が拍手して気勢を上げる。
 だが、

 チエミ「だけどさぁ、どうにもなんないんじゃない? 篭城しても!」
 と、それは言わない約束の事実をあっさりと言ってしまう天然のチエミ。

 男子生徒「そりゃそうだよ」
 たちまち意気消沈する生徒たち。

 ところが、ここで立ち上がったのは意外にもルリ!
 ルリ「そんなことないよぉ、このままあたしたちが篭城を続ければ、親だって世間だってほっとくはずないじゃない!」
 と、みんなを元気付ける。

 それにしても、黒い制服の生徒ばっかり集まると、画面が暗くなる。
  
 その尻馬に乗って、ケイも立ち上がってアジる。
 ケイ「そうよ、テレビや新聞がとりあげて大騒ぎになるわ」
 ルリ「そうすれば、理事長たちのわるだくみもパーってこと」
 しかし、仲間の楽観的な発言にも、ユミだけは浮かない表情。二人の見通しに懐疑的なのか、この騒動の裏にある陰謀に既に気付いていたのか?
 そう言われて今度はたちまち元気になる生徒たち。単純だな。

 ヒロコ「大問題になるね、世間に知れたら!」
 雄太「うまくすれば、理事長や、先公どもも追い出せるじゃんか!」
 ルリ「それにあたしたちが頑張り続ければ、他の連中だって……」
    
 アツシ「ツッパリの根性を、見せてやろうぜ! なぁっ?」
 彼の言葉に、再び拍手して盛り上がる生徒たち。手前のエキストラの女性、いい笑顔ですね!

 ただ彼は、3話で自分(と山口とワタル)が生徒指導担当として、ユミや森口君にひどいことをしたのを忘れている。スタッフは、忘れたふりをしている。
 タケシ「よーっし、そうと決まったら見張りの順番決めようぜ!」
 と、場が盛り上がってきたところで、リーダー的な提案をするタケシ。
 ま、彼、廃バスの中にひとりで暮らしているみたいだから、家に帰るよりこんなことやってるほうが楽しいには違いない。
 実際、
 マユミ「なんか林間学校みたいな気分!」
 と、はしゃいでいる暢気な奴もいる。それにしてもいつの間にか髪の色が変わってるなコイツ。
 その、見張りを決めるために教室の前方に集まる生徒たち。
 立てこもりと言っても、悲愴感のほとんど感じられないのがいかにも80年代後半である(そうか?)。

 もっとも、水も食糧も、何よりトイレのない教室にたてこもる、という時点で、彼らの途方もない計画性のなさが浮き彫りになっているといえよう。この辺は、ドラマとして見ていても気になった。たとえば、その階全体を占領してたてこもるというのなら、少なくとも水、トイレ問題はクリアできるのだが。
 
  
 やや落ち込んだところで彼らを励まして、結果的にたてこもりを決行させたルリとケイは満足げ。

 ケイは、ユミを見て、
 「みんな仲間よ」と囁くように言うのだが、この台詞、これまでクラスから孤立気味の存在で、更に密かに学園や悪と戦ってきた彼女の万感の想いが込められているようで、ちょっと胸に迫るものがある。
 二人と違い、この騒動に引っ掛かるものがあるようなユミだが、それでも、
 ユミ「うん」
 と、控え目ながら頷いて笑顔を見せる。

 ケイ「いつかはこんな日が来るって、し(少し噛んだ)んじてたわ……」
 クラスメイトたちを見てから、
 ケイ「ねえ、あたしたちの正体明かしても良いんじゃない?」と大胆な提案をする。

 しかし、ユミは、「もう少し、待って」とあくまで慎重だった。
 ケイは「そーお?」とやや意外そうに答えながらも、あくまでリーダーのユミに従う。

 なお、この、クラスメイトたちが学校側の強権的な姿勢に発作的に反抗して、たてこもるというシークエンスは、元ネタと言うべきドラマ「スケバン刑事」1作目の終盤と、ほとんど同じである。学園側からの使嗾を受けた人物によって扇動されると言うのも同じだし。

 さて、校長室では、
  
 校長「ほんとうにうまくいくんだろうなっ」
 立てこもりの知らせを受け、葉巻をくわえながら尋ねる校長。

 奈美悦子がいなくなると、急にえばりだすのだった。
 佐伯「はいっ、今の状態が続けば必ずや反逆同盟の奴ら姿を現します。……そこを!」
 真下「それに、生徒たちの反抗心を潰す、いいチャンスね」
 頷いて、佐伯「一度は希望を持たせ、そいつを徹底的に叩き潰します!」
 鼻の穴から盛大に煙をふきだしつつ、
 校長「負け犬根性だけが残ると言うわけか」

 この嬉しそうな顔……、一応、あんた教育者だろ?

 しかし、反逆同盟が2-Aにいるとは限らないと思うのだが……ま、この場合、2-Aの騒ぎを見てやってくると言う予想だろう……か?
 真下「B計画推進のためのいけにえね……ふっ、うっふふ」
 佐伯「ふふふっ、はははっはっ」
 三人揃って高笑い。そこへ電話が鳴る。
  
 校長「はい、馬場ですが……」
 鷹揚に受けるものの、相手が奈美悦子だと知り、途端に態度が変わる。
 校長「はっ、加寿子奥様、はいっ、はいっ」

 加寿子さん、そんなに怖いのだろうか。まあ、実際、山縣から実権を奪ってしまうほどの女傑である。怖いに決まってる。
  
 さて、その2-Aの前の廊下には、野次馬にまじって、ミホの姿もあった。
 この手前の赤い髪の女の子、ちょっと気になる。

 毒島たちは、扉の前で仁王立ちしてるだけ。
 と、奥から真下がやってきて、
 「お嬢様、奥様から連絡がありまして、お父上が発作を起こされて入院されました」

 いきなりの急展開
 中山美穂の適当な顔でCMへ。



アバンタイトル Aパート Bパート 戦闘シーン エンディング 予告編+まとめ
 
 で、いきなりこんな意外な絵から再開。七輪で、うなぎの蒲焼をタレを塗りたくりながら焼いている。

 まさかと思ったが、
  
 やっぱり、こういう幼稚な作戦だった。食べ物のニオイで彼らを悩まそうという……。
 佐伯の「ようし、やれい」の言葉に、一斉に団扇を取り出す毒島たち。なんか急にコメディっぽくなってしまった。
 全員で、バタバタと煙を教室の中へ送り込む。
  
 それを扉に張り付いていたチエミが嗅ぎ、「うなぎだよっ」と嬉しそうに後方のヒロコに伝える。
 ヒロコはそれをマリに伝える。
 ヒロコ「いいー匂い、うなぎだよっ」
 マリ「うなぎ? お腹すいた〜」
 みんなも空腹を訴える。誰も弁当を出さないところを見ると、立てこもった時点で、昼食時間を過ぎていたのだろう。さらに、空腹を訴えているところからして、昼飯からだいぶ時間が経っているのも分かる。多分、普段ならとっくに帰宅している頃なのだろう。
 まあ、無粋なことをいえば、もっと深刻なのはこの場合、生理的欲求、つまりトイレの問題だと思うけどね。

 タケシ「我慢しろ!」
 と、口々に腹減ったと言う生徒たちを一喝するタケシ。筋金入りの貧乏人なだけあって説得力がある言葉だ。
 もっとも、内心、「これがうなぎのニオイなのか?」と新鮮な驚きを感じていたのかもしれない……なわけあるか!


 日下「あーあー、なにやってんだよ、テレビや新聞は?」

 続けて、タケシの右後ろの日下がぼやくのだが、実はこれ、彼の初めてのちゃんとした台詞なのだ。1話からずーっとクレジットされてきたのに、せいぜい呻いたり叫んだりする程度で、まともな台詞一つもなかったのに、最後の最後でやっと台詞がもらえて、良かったね。
 しかも、

 ルリ「来るよ必ず」
 と言う台詞とともに、ルリが彼の肩を励ますように触っているのだ!

 さらに、ケイにも、
 「もう少しの辛抱よっ!」と優しい言葉をかけてもらう。彼にとっては忘れられない撮影になったことだろう(そうか?)。
 そのタイミングで、雄太がずいと前に出て、
 「おいらが食べもん仕入れてくるよ」と、目立ちたがる。

 タケシ「フカしてんじゃねえよ、雄太ぁ」
 雄太「だいじょぶ、おいらいろいろと抜け道知ってっから」
 その自信たっぷりの言葉に、
 ヒロコたち「マジで、やったー!」と、大歓声。
 そして、早速、天井にある通風孔の下に行き、机や椅子を積み上げて、それを踏み台にしてダクトの中へ入ろうとする雄太。
 ダクトを通るというのは、13話でもユミが実行しているので、ドラマ的にはそれほど突飛ではない。
 ← 
 彼らが雄太の周辺に集まってガヤガヤ騒いでいる隙に、ワタルとアキコが、素早く扉のところへ走り、戸を少し開けてメモのようなものを渡す。
 このメモには雄太が何をしようとしているのか書かれてあるのだろうが、この短時間で書くのは、ちょっと早過ぎる気もする。

 この時、出入り口には誰もついておらず、毒島たちが押し入ろうとすれば簡単にできたはずだが、無論、彼らを暴発させて、反逆同盟をあぶりだすのが目的なので、そういうことはしないのだった。
 受け取ったメモを読んで、会心の笑みを漏らす佐伯。
 つまり、さきほど制裁を受けそうになったアキコたちだが、実際は彼らのスパイになることを条件に猶予されたのだろう。
 しかし、少なくともこの段階までは佐伯の計画は図に当たっているのだから、大したものだ。
 狭苦しいダクトの中を這うようにして進む雄太、彼にすれば珍しいほど勇敢な行為である。
  
 校舎の外側についた、垂直方向へおりるダクトの映像と、逆様になってずりずりと降りていく雄太の映像。
 つまり、ダクトの中で体を突っ張らせて、ゆっくりと降下していると言うことなのだろうが、さすがにちょっと無理なのでは? 忍者じゃあるまいし。
 ただ、先ほどの口ぶりでは以前にもこんな経路を通ったことがあるようだったが、うーん、どういう状況でそんなことをしなければならなかったのか?
  
 さて、地面付近でダクトは直角に折れている。雄太はそこを抜けて、機械室のようなところへ出てくる。いささか、埃やゴミの付き方がわざとらしいが。
 そして、外へ通じるドアを開けるのだが、
 案の定、こういう人達がお出迎え
  
 次のシーンでは早速、雄太はリンチされたような顔で、柱に縛り付けられている。
 カメラが引くと、珍しく校舎の全景が見える。この位置からすると、わざわざこの為に立てた支柱のようである。
 しかしもう完全に夜なのに、なんで生徒たちの父兄は心配しないのだろう(それは言わない約束)。
  
 その無残な様子を、2-Aの生徒たちがバリケード及びブラインド越しに見詰めている。
 カメラが動くにつれて、四隅に黒い影が生じるのだが、これは撮影上の関係でどうしても生じてしまうのだろう。素人なのでよく分からないが。
 最後にユミたち三人の顔にズームする。
 佐伯「妙だな、奴らそろそろ姿現していい頃だ」
 毒島「現れたくても、現れられないんじゃないですか?」
 佐伯「うん……」
 室内を覗く佐伯。

 毒島「この中にいるってコトですよ、反逆同盟が!」
 このドラマに出てくる悪人にしては頭の回転が速い毒島さん。

 佐伯「いぶりだせっ!」
 考えることなく佐伯が号令すると、廊下の向こうから、
 部下たちが噴射機のようなものを運んでくる。
 佐伯「早くしろ早く」(と言ってるんだと思う)
  
 内部では、無力感に包まれた生徒たちがぼうっと座っていたが、突然、窓に板のような影が見えて、ドンドンと釘を打つような音がする。外側から、障害物を打ち付け、出られないようにしている。
 森口「おいみんな、板を打ち付けてるぞ!」
 男子生徒「出られねえぞ!」
 山口「もうダメだよーっ!」
 マリ「どうしようもないよ」

 口々に絶望的な言葉を吐く。もっとも、コイツら、何となく勢いでたてこもっただけで、何か明確なメッセージや目的があってやってるわけじゃないので、
こうなることは分かりきってるんだけどね。
 アキ「ちょっ、見て見て見てーっ」
 扉の近くにいたアキが、噴射されてくるガスに気付いて叫ぶ。
 もっとも、ドライアイス(?)なので、入ってきても低い位置にとどまるだけなので、さほど脅威でもないのだが。
 それでも気持ちの良いものではないので、みんなガスから距離をとって突っ立っていたが、後方からユミが出てきて、
 「みんな、早く窓壊して!」と、指示を出す。

 こういう緊急事態にこそ、真のリーダーシップが問われるのである。
 ユミの喚起で、一部の生徒が椅子の脚で窓を叩き割る。
 で、このタイミングで、敵に内通していたワタルとアキが我慢できずに飛び出して、扉のところに駆け寄り、
 アキコ「約束が違うわ」
 ワタル「みんなをのせたら俺らだけは助けてくれるって!」
 アキコ「佐伯先生!」

 口々に訴える二人だが、そんなこと、でっかい声で言ったらあかんで。
 二人の裏切りを知り、JACの熱い魂を持つタケシがキレる。
 手にしていた椅子を床に叩きつけ、二人に向かって猛然と近付き、
  
 いきなり二人の服を掴み、「お前らーッ」と教室の真ん中に投げ飛ばす。
  
 タケシ「お前らスパイだったのか!」              アキ「あたいらハメやがって!」
  
 マリ「許せねえよっ」                        山口「この野郎ーっ」
 山口「ぶっ殺してやる、てめえらーッ」
 裏切り行為に激怒した山口が飛び出すと、他の生徒たちも二人を囲むように前に出てくる。

 このときアキコを庇うように飛び出すワタルもカッコイイが、ワタルの胸に顔を埋めるアキコもカワイイ。
  
 身を寄せ合う二人。
 タケシ「立てオラ、バカヤロウーっ」
 絵に描いたような直情径行のタケシ、ワタルを立たせて、いきなり殴りつける。
 更に続けて顔、腹と腰の入ったパンチを叩き込む。
 そこへ、
 ユミの「やめてっ」と言う金切り声が飛ぶ。即座にヒロコが「邪魔すんなよ」と応じる。
 集団リンチに発展しかねない不穏な空気に、ユミが懸命に訴える。
 ユミ「今更そんなことしたってしょうがないでしょう!」
 タケシ「うるせえーっ!」
 タケシ「てめえもフクロにされてえのかっ!」
 怒りが収まらず、ユミにも暴言を吐くタケシだが、前回、ユミと割といい感じになって、しかもユミに助けて貰ったのに、そのことはすっかり忘れているようだ。だからモテないのだ。
 押し黙ってタケシを見据えるユミ、ルリ、ケイ。
 しかし、タケシもみんなも黙りこくってしまい、テンションが急に下がる。
 男子が後方、女子が前列に並んでいるのがいかにもドラマ的な配置である。
 あと、気付きにくいけど、右端の森口君が、ユミの意見に賛同するようにタケシをひそかに睨んでいる……。

 そして、
 チエミ「もうダメだよ……」
 みんなの気持ちを代弁するように漏らす。
 続けて葉山も「降伏するしかねえだろう」と弱音を吐く。

 タケシ「それでいいのかよ!」

 再び沈黙。
 で、次のシーンでは、扉の隙間から女子が白いハンカチを握った手を出して振り、降伏を表明する。

 しかし、
 佐伯「てめえら、こんなことしでかしやがって……ただ(?)で降伏できると思うな!」
 と、ハンカチを取り上げてしまう。とにかく力也のカツゼツが悪くて困る。
 彼らの狙いは「反逆同盟」なので、佐伯の反応は当然であるが。
 ← 
 不安そうな生徒たちの表情をパンするカメラ。
 佐伯の声「この中に反逆同盟のクソ虫がいるはずだ!」
 最後に、腕を出している椎名梢を映す。
 佐伯の声「奴らを差し出せ!」
 佐伯の声「そうすれば、寛大な措置を考えてやる……20秒だけ待ってやる!」

 20秒は短いのでは?

 それにさっきも指摘したけど、このクラスに反逆同盟がいるって、何で確信を持ってるんだろう?
 マユミ「この中に……?」
 チエミ「うそー」
 森口「誰なんだよ、一体!」
 ヒロコ「名乗りでなよ!」

 手前勝手のことを言うヒロコ。
 考えたら、ヒロコやマユミたち、前に「反逆同盟」を騙ってるんだけどね。また「反逆同盟」のファンクラブも作っていたはずだけど。

 そのマユミ、
 「元はと言えば、あいつらのためにこんな目に遭ったんだ!」
 アキ「あたいらは巻き込まれただけさ!」
 マユミ「そうだよー、誰だよー」

 やっぱり、こいつらクズだな、と言う発言。
 たちまち態度を豹変させて、不平をぶーぶー言い散らす「仲間」に心底失望したようなユミ。もっとも、ケイとは違い、最初からどことなく醒めていたような表情だったが、こんな展開を予想していたからだろうか。

 佐伯の声「時間切れだ!」
 佐伯の合図で、機械が再び動かされ、白いガスが教室に入ってくる。
 床に座っていたワタルとアキも慌てて立ち上がるのだが、この時、アキのスカートの中が見えそうになるのがちょっと嬉しい(死んでろ)。

 ……ま、見えないんだけどね。
 結局このガス、何の効果があるのか分からないのだが、咳き込みながらずるずると後退する生徒たち。
 どうすべきか、葛藤するユミ。もっとも、さすがに佐伯だって生徒たちをこのまま殺す(?)つもりだったとは思えないんだけどね。しらばっくれようと思えばできたはずだが、ユミの決断は、
 ユミ「やめてください!」

 いかにもユミらしいものだった。
 もっとも、仙道さんの甲高い声ではいまひとつ迫力に欠けるけれど。
 ゆっくりした足取りで前に出るユミ。
 ルリ「ユミーッ!」
 ケイ「ユミ!」
 二人も反射的に飛び出す。
  
 これで事実上、自分たちの正体を明かしたことになった反逆同盟。ユミは、ルリ、ケイそれぞれと目を見交わす
 ここは、「Shadow of Love」のオーケストラバージョン(運命の誓い)のBGMの効果もあり、胸に迫るシーンになっている。
  
 カメラは、反逆同盟がユミたちだと知って愕然とする生徒たちを映して行く。そういや森口くん、髪切った?
  
 まあ、アキコやワタルは自分たちの裏切りの件がうやむやになったので、内心ホッとしていたことだろう。
  
 そして、うなじを見せつつゆっくりと振り向く三人。ちょっと寂しそうなケイの目付きがいいですね。
 実際、そろそろ番組も終わりなので、本気で寂しかったのかもしれない。

 と、すごーく盛り上がったところで、何故か入院している山縣理事長の虚脱したような顔に切り替わる。
  
 心電図モニターがピコピコ動いている。
 山縣「ワシとしたことが……、今度だけは、もう、ダメかもしれんな」
 すっかり弱気になってる山縣。枕頭には加寿子とミホの姿。

 山縣「はぁ……ワシが死んだら……、ミホ、お前が、学園を運営しろ」
  
 思い掛けない発言に、驚きの表情を浮かべる二人。
 ミホは戸惑いつつ、「あたし、そんなこと……」
 山縣「加寿子……、ミホのこと、頼んだぞ」
 加寿子は、ショックを抑えながら、それでも「はい」と答える。
  
 しかし、その視線は俄かに強力なライバルとなった義理の娘とぶつかりあっていた。
 まあ、加寿子としては正式に夫から学園の権限を継承するつもりだったので、当てが外れたことだろう。まだ17才のミホに対し、山縣がそこまで思い切ったことを言うとは考えていなかったと思われる。
 そこへノック。
 加寿子「はい……」
 加寿子の秘書「失礼します」
 入ってきて、一礼し、
 「馬場から連絡が入りました。反逆同盟は捕まえたそうです」
 その言葉にかなり露骨に顔色を変えるミホ。すぐ部屋を出て行く。

 舞台は2-Aに戻る。
  
 手錠をはめられ、神妙な面持ちで正座させられている三人。クラスメイトたちも同様に後ろにかしこまって座っている。
 しかし、よく考えたら、別に無抵抗で降伏しなくても、この場で本気を出して佐伯たちと戦えば、普通に勝てたんじゃないの?
  
 教壇に立ち、勝ち誇って彼らを見下ろしている幹部たち。
 考えたら、三人揃って彼らと対面するのは初めてなんだよね。今まで正体を隠していたのだから当たり前だけど。
 特に校長とは、始業式の時以来の対面か?
 嬉しさのあまり、やや顎が伸びた校長。
 校長「さんざん手を焼かせおって」
 校長の声「覚悟はできておるだろうな!」
 真下「いいざまね、仲間にも見捨てられて……」
 校長「まったくだ、こんなクズどものために戦おうと言うのがそもそもの間違いの元だったんだ」
 三人の背後に立ち、クラスメイトたちを杖で指し示す校長だが、直前の態度などから、彼らがクズだと言うことに異論を差し挟めないのが悲しい。

 しかし、そもそも彼らは「クズども」のために戦ってきたわけでもないと思うが。彼らが同志として考えているのは、森口君などのようにごく少数の、学園正常化を願っている真面目な生徒たちだけだと思うし、はっきり言えば、人の為と言うより自分たちの為に戦ってきたと言っていいのではないだろうか。

 真下「とんだドンキホーテだったわね」
 校長「みじめなもんだのう〜ふっははははははははっ……」
 言いたい放題であったが、
  
 ユミ「違うわっ」                        校長「なにぃ?」
 ユミ「今の私たちは惨めかもしれない……
 でも……もし戦おうとしなかったら、もっと惨めになっていたわ!」

 全篇を通しての名台詞である。さらに、
 ユミ「戦ってまで守ろうというもののないひとたちが、一番惨めだわっ」
 痛烈な言葉を叩きつける。

 ケイの上目遣いが可愛いね。
  
 真下「えらそうに!」
 真下は、ユミに近付いて、往復ビンタ二回の刑を執行する。
 考えたら、真下とユミが直接絡むのはこれが最初なんだよね。
  
  
 たたかれて、シャンプーのCMのように華麗に髪の毛を揺らすユミ。
 真下「土下座するのよ! 死にたくなかったら」
 物騒なことを言い出す真下さん。さすがに殺しはまずいのでは?
 しかしそう言われたからって、
  
 土下座するようなヤワな女子ではないのだった。雄太だったら、してたかな?
 しかしせっかちな校長は「連れてけ」とあっさり命令する。変型制服たちに連れて行かれる三人。

 この時、ケイの脚がちょっとびっこをひくような感じに見えるが、ひょっとして、シビレが切れていたのか?
  
 せつなそうな表情で彼らを見送るクラスメイトたち。別名クズども。
  
 タケシ、こういうときこそ、男の見せどころじゃないの? と思うのだが、何もしない。

 さて、懐かしの反省房にぶちこまれた三人と、雄太。
 雄太「殺されンのかな、俺たち?」
 ルリ「だろうね……」

 って、いきなり非現実なほどハードな展開になってるぞ。黒鳥学園にしても、やや度の過ぎた管理教育をしてるだけで、何もその邪魔をするからって人殺しまではしない、と言うか、する必要もないと思うんだけどね。退学にすれば良いだけで。

 くどいようだが、彼らの父兄は何をしてるんだろう?

 ケイ「ごめんね、ユミ、元はといえば、あたしたちが反逆同盟に引っ張り込んじゃったんだもんね」
 ルリ「何か、別の目的があったんでしょ? この学園に来たのは」

 と、そろそろ最終回と言う頃になって、やっと核心に触れる質問をするルリ。
 考えたら、今まで一度もそれを訊いてなかったと言うのは、ある意味よそよそしいよね。16話では、ユミは知り合ったばかりの少女エリカに打ち明けてるんだけど。

 しかしユミ、ここでも「もういいの、そのことは……」と口を濁すのである。
 もっとも、確かに、今そのことを話してもしょうがないしね。ドラマ的には、時間的に余裕がないし。

 しばしの沈黙後、ぎぎぎっと音がして、
  
 ユミ「ミぃホッ!」
 視線の先には、ミホの姿が。ちなみにユミが「ミホ」と呼び捨てにするのはこれが最初かな?
 ミホは、無言で(と言っても、「はい」と言うように口は動かしている)ヤスリを雄太に渡し、自分も鉄棒の上部をヤスリで擦る。
 なお、雄太にヤスリを渡したあと、その手をチラッと見ている。
 雄太とミホ、初めての共同作業。
 しかし、この感じでは、棒を切るまでに6時間くらいかかりそうだが……。
 次のシーンでは3本とも綺麗に切断されていた。ま、いいんだけどね。
 無人の反省房。
 しかし、この重要犯罪人である彼らを、誰一人として見張ってないと言うのも間抜けな話だ……、ただ、彼らは同盟員を4人だと思っていて、ユミたちに雄太を加えて全員捕まえたと信じていたので、油断していたということはありうる。
  
 毒島「失礼します、反逆同盟が逃げました!」
 校長「なにっ!」



アバンタイトル Aパート Bパート 戦闘シーン エンディング 予告編+まとめ
 
 ここから戦闘シーンとなるが、実質的には、これがシリーズ最後の戦闘シーンになってしまう。
 何故なら次の最終回は、バトルスタイルにはなるものの、実際には戦わずして勝敗が決してしまうからである。
 反逆同盟脱走の報告を聞いて、コンクリートの建物の横手からわらわらと出てくる校長たち。
 普段だったら、毒島の報告を聞いても、彼に任せるだけで校長たち幹部が出張ってくることはないんだけどね。
 彼らの視線の先には、早くも白いセーラー服に着替えた四人の姿が!

 いつものことだが、どこで着替えてるんでしょう。一旦帰宅したのかな。
  
 ゆっくりと数歩前に出ると、顔がはっきり見える。こうやって横並ぶと、いつものことだが、ケイの背がひときわ高い。

 そして、いつもと違うのは、あの派手派手メイクをしていないことだ。これは、その余裕がなかったわけではなく、もう正体がばれてしまったので、素顔を隠す必要がなくなったからである。また、ドラマ的には残る1人がミホだと言うことを、校長たちに明かす意味もあった。
  
 引き締まった顔になる校長だが、相手の中に理事長の娘であるミホがいることを知る。
  
 もっともそれに反応したのは真下のほうで「お嬢様……!」と絶句する。
 が、校長の方はミホに声をかけるでもなく、「構うことはない! やっちまえーっ!」と即座に号令をかける。
 とにかく、校長の命令に毒島たちが応じ、いつもの乱戦がスタート。同時に「Don't Stop Lullaby」が流れ出す。
 この時、右端のおケイちゃんだけ、相手がなかなか来ないので手持ち無沙汰で構えを取り続けているのか、哀れを誘う。

 すぐに個人戦に移行。まずはユミ。
  
 相手の上段からふりおろす伸縮式の警棒をかわし、……ま、よけなくても当たらなかっただろうが、
  
 続けて飛んできた右手刀を受け止め、右腕を叩きつける。

 なんか素顔で戦ってるのが、妙に凛々しくて可愛いのだった。
  
 襲い掛かる別の敵を払い飛ばしてから、最初の敵の腕を取って、綺麗に投げるユミ。

 この辺はもう、仙道さん本人が危なげなく決めている。まあ、投げられるほうの技量が大切なのだが、とにかくドラマの撮影を重ねて、彼女たち自身のアクションも格段に上達したのは間違いない。

 次はケイ。
  
 貴重な(?)うなじを一瞬こちらに見せてから、振り返り、
    
 近くの敵をスカーフで一蹴し、続いてそれを投げる。
    
 チェーンは夜空を舞い、毒島の首に背後から巻きつく。
 そして、ケイが軽く引っ張ると、あっさりと這いつくばり、
 無抵抗のままズルズルと引っ張られて行く。

 毒島さん、がっかりです。

 続いてはルリ。
  
 毒島の立っていた空間に前転しながら飛び込み、三人の敵を相手に回し蹴りを放つ。
 ここは、山本さんではなくスタントが演じている。
  
 アップになると、普段のメイクの山本さん。振り向いてから、鉛筆を二本続けて投げる。
  
 鉛筆は二人のザコの手に刺さり、それぞれ派手にひっくり返る。
  
 さらに、振り返りざまに投げる。
 しかし、これは相手に弾き飛ばされる。もっとも、その瞬間、彼は目をつぶってしまっているが。
 カメラが引いた画像では、最初、ルリではなく別の相手と戦っていて、ルリが遠くから援護射撃したのかと思ったが、以後のシーンを見ると、ルリ自身が相対していたのだと分かる。ただ。この感じではすぐ目の前の敵に鉛筆を投げたようになり、ちょっと戸惑う。その前に宙を飛ぶ鉛筆のカットがあるから、余計違和感を覚える。
 ちなみにこの後ろ姿から、このスタントは田村奈美さんではないかと思う。
  
 ここから、互いにぶつかりあいそうになるが、直前でルリが体を沈めて相手の足を引っ掛け、さらに浮いた相手に蹴りを放つ。
  
 ここでまた山本さん本人に戻り、地面をゴロゴロ転がって、さきほど弾かれた鉛筆を拾い、
 再び地面を転がって、相手の足元に近付き、そのまま太腿の外側に鉛筆を突き刺す。
  
 ルリ「えいっ」
 寝転がったまま蹴り、最後は後ろ回し蹴りからのハイキックで吹っ飛ばす。

 お次はミホ。
  
 右手に持ったバラの花をくるっと回し、同様に左手首も回転させる。
 で、その状態で振り向くのだが、見よ、この中山美穂のやる気のなさそうな顔を!

 ……ま、実際、やる気なかったんだろうなぁ。

 そして次々襲い掛かる敵を腕を左右に動かすだけで面白いように捌いていくアクションの模様は……、貼るのが面倒なので各自で想像するなり、DVDを見るなりしてください。
 と、ザコを片付け、ミホが振り返ると、
  
 やや呆気にとられた様子の三人の姿があった。ミホはすたすたと彼らに近付く。
 校長「佐伯!」
 佐伯は無言で前に出て、木刀の鞘を外して投げ、真剣を露出させる。
 そう、彼の愛用の木刀には、真剣が仕込まれていたのだ。

 今まで何の伏線もなかったけど。

 とにかく彼が事実上のラスボスなのは間違いない。黒鳥学園の暴力管理の象徴のような存在なので、相手にとって不足はない。
 ちなみにこの後ろ姿だけで、中山美穂じゃなくてスタントであることは推察できる。
  
 それを裏付けるように、いきなり斬りかかってきた佐伯の刀を、見事な体術でかわす。
  
 追撃も、地面を転がってかわす。

 しかし、佐伯、第1話から今まで、ミホのことを女王様のように崇め奉っていたのに、この豹変はどうだろう? この辺、もうちょっとやりとりがあってしかるべきだったと思う。「お嬢様がどうして?」みたいなことをね。

 ミホは起き上がって蹴りを放つが、図体のでかい佐伯には効かない。投げられて、地面に倒れ、
 危ない笑みを浮かべる佐伯に追い詰められる。
 ここで中山美穂本人に切り替わるのだが、この右手、どうも何か目立たない手袋のようなものをはめているようだ。
 下がアスファルトなので、手を傷つけさせてはまずいという配慮だろう。
  
 と、ここでチェーンを投げて助けに入るのがケイ。ここの、舌を口の中で動かしている様子は、後藤さんの名誉に関わるので貼りません。

 長ドスを持つ右手に巻きつくチェーン。この時、佐伯が何か言ってるのだが、例によって聞き取れない。
 チェーンの引っ張り合いになる。背後から反撃しようとしたミホだが、あっさり投げ飛ばされる。
 引っ張り合うが、怪力のケイでもさすがに佐伯には勝てず、ずるずると引っ張られ、
  
 遂に地面を転がりながら引き寄せられ、段差を落ち、串刺しされそうになる。
 と、今度はルリが鉛筆を投げて助ける。
  
 鉛筆は見事、佐伯の右手の指の間に刺さる。しかし、さすがラスボス佐伯、自分でそれを引き抜いてしまう。
  
 委細構わず、ケイを斬ろうとするが、今度は横合いからユミが飛び込み、ケイに抱きつくようにして間一髪、佐伯の刀から逃れる。
    
 ここで、また女優本人に戻るのだが、ここは相思相愛(?)のケイとユミが、身体を密着させて激しくもつれあうという、
 いささか禁断の領域に踏み込んだような映像になってると思うのはアホの管理人だけである。
 でも、後藤さんとしてはお姉さんのように慕っていたユミと、最後にこういうシーンが撮れて、嬉しかったのではないだろうか。
   
 画像がぶれているので分かりにくいが、最後のコマでは仙道さん、ちょっと笑っているように見える。

  
 仲良く並んでゴロゴロと転がるふたり。そして反対側からミホとルリが駆け寄る。ただし、全員スタント。
 白刃をふるって彼らに襲い掛かる佐伯。互いに決定打を与えられない。
  
 佐伯は腰を落としたユミに斬りかかるが、ユミはグローブで受け止めて堪える。
   
 そして、刀を拳で挟んで真っ二つに折ってしまうのである。さすがはユミ。ま、これは最初から折れている刀を使ってるんだけどね。
 実質的には、これで勝敗は決した。

 地面に転がる折れた刃を見て、目を白黒させる佐伯。
 その隙に、ミホが必殺のバラ投げを決める。
  
 全然目潰しになってないけど、とにかく苦しがる佐伯。
 ミホ「ユミッ!」と、とどめをさすよう促す。
 ユミは力強く頷き、
  
 腕を交差させながら立ち上がり、構えを取ってから、その場でジャンプ。
 ここでまた三人が乱舞して、明らかに顔が違うユミが正面から突っ込んでくるというバンク映像が使われるのが惜しい。これはミホ加入前に撮られたものなので、当然、三人しかいない。
  
 佐伯「ぐあっ」
 その蹴りをまともに受けて、あっさりとダウンしてしまう佐伯。吐く息が真っ白だ……と言っても、静止画では全く分からないが。
 ちょっと最後は呆気ないが、佐伯の場合、ミホを加えた4人を相手にしているのだから、単独の敵としてはかなり強い部類だったといえよう。ただ、どうせならもう少しユミたちを追い詰めて欲しかった。
 頼みの佐伯がやられてしまっては、戦闘力のない校長と教頭に抗うすべはなかった。たちまち取り囲まれる。
  
 それでも、校長は不意に杖を突き出してはかない抵抗を試みる。
 彼の杖にも刃物が仕込まれていた。しかし……、
 ミホがかわしたあとで、ユミに勢いよく払われる。
 校長「おうっ」
 真下「チッ」

 ……今気付いたけど、雄太は? ……ま、いっか。

 ルリとケイは真下を、ユミは校長をそれぞれとらえ、
  
 年寄りでも容赦なく張り倒すユミ。    真下は後ろの方でケイにスカーフで軽く打たれる。
 そしてミホが手にしたバラで校長にトドメを刺す。お年寄りは大事にね!

 この時えらいのは、
  
 ちゃんと藤岡重慶氏本人がアスファルトの上で派手に転がって見せることだ。
 もっとも、この時、藤岡氏はまだ53歳くらいなので、年寄りと言うのは失礼かもしれない。

 ま、彼の場合、スタントで代役するのはちょっと難しいという事情もあったのだろう。
  
 一方、女性の中島さんはただ寝転がってる様子が映される。校長の悶えて失神する姿も。
 こうして、遂に校長たち幹部を倒したユミたち。達成感に包まれて互いの顔を見詰める。

 もっとも、この場合、ほんとに「文字通り倒した」だけなので、これで黒鳥学園の改革が済んだと思ったら大間違いなんだけどね。



アバンタイトル Aパート Bパート 戦闘シーン エンディング 予告編+まとめ
 
 今回は、戦闘シーンの切れ目が曖昧なのだが、便宜上、ここからエンディング(エピローグと言うべきか)としたい。

 たくさんの歓声が聞こえてくる。振り向くと、
 雄太を先頭に、2-Aのぼんくらたちがはしゃぎながら駆けつけてくる。

 何だ、雄太、そこにいたのか。

 それにしても戦いが終わってからやってくるとは、ほとほと根性の腐った連中である。
 それでもなんとなく感慨深げになってしまう反逆同盟。
    
 で、それぞれの表情が映し出されるのだが、何故か、みんな泣きながら笑っている。しかも初めて見るような顔も混じってるぞ。

 ここはまあ無理矢理感動的にするためにこういう演出にせざるをえないんだろうが、さっきこいつら「そもそも反逆同盟が悪い」みたいなことを言ってなかったか? それと、ワタルとアキコの裏切りの件はもうええんか?
    
 でも、とにかく、この戦いを切り抜けてホッとしていユミたち。
 もう一度、互いに顔を見合って健闘を讃えるのだったが、やっぱりミホとケイはよそよそしい。実際にはほとんど共演してないんだから、当たり前だけどね。

 しかし……、
  
 ここで、ケイとルリだけ急に何かに驚いた表情になり、続いて何かに弾かれるように後方に倒れる。
 ……と、書いたが、びっくりしてるのはケイだけで、ルリの方は笑顔のまま撃たれているようだ。
 ここからスローモーションになるが、ルリは右腕、ケイはお腹を押さえている。

 そう、銃で撃たれたのだ!

 これはちょっと予想だにしない、ハードな展開……と言いたいところだが、遺憾なことに、予告編で二人が撃たれるシーンまで流しちゃってたから、いまひとつ驚きが薄かった。この場合、二人が死ぬのかどうかが一番気になった。ルリは腕だからともかく、ケイはお腹を撃たれてるからね。
 二人は劇画的に倒れ伏す。

 そして、
 生徒たち「きゃーっ」

 蜘蛛の子を散らすように逃げ出す「仲間たち」

 もっとも、目の前で銃声がして人が撃たれたら、誰でもこうなっちゃうけどね。それにしても薄情な連中である。
 ちなみに雄太は、その場にしゃがんでいるが、逃げ出してはいない。えらいぞ。
 ユミ「ルリッ」
 ミホ「ケイッ」
 当然、二人はすぐに負傷者に駆け寄る。
 ユミの腕の中で苦しむルリ、しかし、腕(肩)を撃たれても普通死なないからなぁ。
  
 ケイ「うっ、うっ」
 一方のケイは腹部から多量の血が流れているから、見ていて本気で心配になった(するなよ)。
 この場合、ルリの方ももっと重要な部分を撃たれて、どちらも死ぬのではないかと視聴者に心配させるべきだったろう。
  
 ユミ「ルリ?」
 呼びかけてから、ミホの方を見遣る。
  
 ミホ「ケイ?」

 同じく、ミホもユミの方を見遣ったところで、唐突に「つづく」となる。
 ここも静止画ではまず分からないが、二人の息が白い。撮影は1月か、2月だろうから、寒くて当然である。



アバンタイトル Aパート Bパート 戦闘シーン エンディング 予告編+まとめ
 
 予告編

 本編とはっきり異なるのは、
  
  予告編                              本編

 このカットだけのようである。前述したが、予告編でこのカットを残したのは失敗だったろう。確かに続きがとても気になるのだが、同時に最大の衝撃シーンの筈が、事前にある程度分かっているので驚きが半減してしまう。
  
 それと撮影、編集の混乱・齟齬が多かったのか、上に貼ったふたつの未使用シーンが混じっていた。

 左は、「反逆同盟」逃亡の知らせを受けて苛立つ校長と教頭といったところか?
 右は、ミホが父親から理事長の職を継げと言われたあとで、加寿子が話しかけているところだろうか?

 まとめ

 最終エピソードの前半部分であるが、ほぼ全篇、黒鳥の公舎内や敷地内が舞台と言う異色の構成になっている。
 ストーリーの多くは2-Aでの突発的たてこもりの攻防戦、そしてユミたちが「反逆同盟」だと明かすシーンなどに費やされている。

 2-Aの生徒たちが急に反抗心に燃えて団結し、たてこもりをするのは、本文でも書いたがだいぶ唐突だし、夜になってもマスコミはともかく生徒たちの父兄が一切反応を示さないという矛盾もある。ただし、最後の最後にクラスメイトの前で名乗り出るユミたちの凛々しい姿、そして最高にカッコイイ啖呵を切るユミ、ノーメイクで戦う反逆同盟たち、何より最後のサプライズなど、見所の多いエピソードにはなっている。



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